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2016年01月28日

糸について

先染め糸を使って作るカモフラレース生地

レース生地でカモフラ柄を編めないかトライしてみました。一般的な迷彩色(カモフラージュカラー)と言えば最低でも3~4色使われていますが、無地のレース生地に染色加工だけでそれだけの配色はかなり難しいです。そこで考えたのが“初めから染まっている”先染め糸を使う事でした。また隠ぺい力の強いブラックやディープカラーをチョイスすることにより、その後の別の色での染色加工でも影響されにくいだろうと考えました。そして選んだのは写真左:チャコールグレー 右:ダークブラウン 写真中央の普通の綿糸と比較して下さい。

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①先染め糸を柄棒に整経し機上で結び替えていきます。

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②セットが完了。データを入力していよいよ編み立てスタート。

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③普通の綿糸で編み立てた状態のカモフラ柄。アップにしても何だかよく分からない柄ですが…

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④分かりやすい様に徐々に先染め糸が入ってくる様子を撮っています。何となくカモフラっぽくなってきまた。

DSC_0545⑤先染め糸の割合を替えて各色共それぞれ2パターンの表情を持ったカモフラジュレースが出来ました。この後ふんわりタッチの生地にしたかったので起毛処理を施し、染色(堅牢度の高い反応染め)とシルクプロテイン加工をします。

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カモフラージュのレースストールにしました。プリントではなく糸で柄表現をしているので、流行りのカモフラージュデザインも品があり、落ち着いた雰囲気の仕上がりになっています。付け心地も起毛のソフト感にシルクプロテイン加工がプラスされ高級感があります。是非二枚目三枚目のストールアイテムとしてご活用下さい。

※商品は男女兼用タイプです。自社HPでの販売を考えておりますが、商談予定も入っている為 販売方法は後日連絡させて頂きます。あともうしばらくお待ち下さい。

 

 

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