ITMA ASIA+CITME2016 上海国際展示会
10/21~25上海で行われた繊維の国際展示会に行って来ました。
当社も使っている編機のニードル(針)等のドイツメーカー 「クロッツ・ベッカー」。洗練されたブースはさすがです。
こちらもスタイリッシュなブースだった メーカー「ストール」。横編み機でざっくり調のセーターを実演生産。
ラッセルレース機 中国トップメーカー潤源「ルン・ウェン」の編機
展示会では編機の他、織機、染色加工、プリンター加工、繊維関連周辺機器など最先端の技術を視察できました。移転先では写真の様な最先端の編機がいよいよ導入されようとしています。楽しみです。
また滞在中は毎晩メーカーのディナーパーティーに招待して頂き、インターナショナルなビジネス社交の場を体験出来たのは良かったのですが、日本語はもちろん使えず乏しい英語力に頼らざるを得ず大変悔しい思いをしました。
テーブルでもちょっと無理して微笑んでいるのが精いっぱいで、存在感のないままの自分をとても情けなく思いました。
それに比べ、同席したメーカーの中国人はアメリカ、ドイツ、インド、ウズべキスタン、韓国人を相手に英語力と場慣れしたコミュニケーション能力でホスト役に徹する姿を目の当たりにしました。
国内では消費不振と時代の変化にあらがえず、衰退の続く百貨店業界では大手同士の提携が更に進んでいます。他でも自動車業界、大手清涼飲料水メーカー同士の資本提携、過疎化が進む山間地域での小中学校の統廃合、近所のサークルKにはいつの間にかファミリーマートのロゴが入った商品が並んでいる…そんな状況が示唆している日本の将来はどうなのかを真剣に考える事が必要な時に来ています。島国(日本)出身であり、保守的な自分の性格は変えられなくとも、もし目標が有るならば大きく目を見開き恐れず勇気と好奇心を持って志を立てたいと思いました。