ドレスやワンピースとなる天然素材のレース生地製造の森川レース
天然素材で編んだレースでなければ表現できない肌感があります。
我々は100％天然素材を編むためにあらゆる可能性を探り、レースという形に編み込む先に、本物の肌感覚があると信じ、挑戦し続けています。
森川レースの編機では、ラッセル編みだけでなくジャガード編みを使うことで表現力が高い柄を編むことができます。その特長を活かし、生地の表裏面に別々の柄を表現することも可能です（バックジャガード方式）。
また、天然糸、短繊維などによるトラブルが起きやすい糸でもコンパウンドニードル（複合針）を採用することで安定して編むことができるので、使用できる糸に幅が持てます。
柄ビームを使用することで、数量を限った受注生産やオリジナル製品開発の試編サンプルなどの小ロットに柔軟に対応できます。小ロットでのレース編みについてもお気軽にご相談ください。
【使⽤編機】
MRGSJ28/1-SG（カールマイヤー社製 経編機）
MRGSJ41/1E-SG（カールマイヤー社製 経編機）
森川レースでは、レースの顔となる糸を選び、パターンで表情をつけていきます。
木綿植物より取れるコットンは、吸水性に優れ、柔軟性があり丈夫な繊維。反面、シワになりやすく、洗濯などには注意が必要な素材です。高級綿は、アメリカ、エジプト、中国産が有名です。
麻から採取した繊維で、太く強いが、シワになりやすく、染色はコットンより劣ります。しかし、吸湿性には優れ、肌に触れた感覚は涼しさを与えることから春夏物の衣料に使われることもあります。
羊から取れる毛を元に作られ、羊の種類によりカシミヤやミンクなどがある。撥水性と吸湿性に富みながら弾力性に優れているのでシワになり難い。
木材を原料とし化学的に取り出し再生した繊維。繊維としても強く、細いので色々な用途に使用できる。
森川レースで編むレースは、アウターレースとなります。
アウターレースは、一般的に目にしやすいインナー（下着）向けのレースとは違い、アウター用として使用する糸が太く、”ザックリ”とした感じレースに仕上がります。
主に、女性の服のスカート、ワンピース、ジャケット、チュニック、ブルゾンなどにも使われるほか、ドレスのレースとしても使用されています。
