[ EN / JP ]

archive

ゆきどけピクニック2024

こんにちは、森川レース広報担当です。

 

先週あわら市新郷小学校で行われました『ゆきどけピクニック2024』無事終了いたしました!

 

雪で冷え込むときもありましたが、

たくさんの方にご来場いただき

とても楽しいイベントになりました。

 

皆さんがお気に入りのレースを選んでいる姿を見ると

作り手としてとても嬉しく感じます。

 

毎回ブースにお立ち寄りいただく出展者さん達や

同じ教室で出店させて頂いた作家さんとも

二日間たくさんお話できました。

 

改めましてご来場いただいた皆様、主催者様、出展された作家の皆様

ありがとうございました。

 

今後しばらくイベント出店の予定はございませんが

工場での生地販売会などを考えております。

 

告知や詳細はInstagramで随時発信していきますので

ぜひチェックしてみてください*

 

日本にある富士山

その日はちょうど機体左側の窓側席を予約できた小松発、羽田行きのエアーバスからの映像。富山湾の上空からは富士山が見えると聞いた事を思い出し、目を凝らしていると、離陸から数分後 霞んではいますがひと際高い山が見えます。どうでしょう? 違いますか?

静岡県上空辺り、太平洋側から見たもの、これは間違いなく富士山!

遥か昔から日本人を魅了し、時には勇気や希望を与えてきたに違い有りません。その姿を見下ろしたり、時には見上げたりして私も東京へ、そしてその先の世界を目指す勇気を貰おうとしているのかも知れません。

『元気 やる気 勇気』

移転先の工場からそんなに遠くない小学校に『元気 やる気 勇気』の標語が大きく校舎に掲げられています。アンパンマンもよく口にしそうなシンプルで活気に満ちた言葉です。これを自分流に言い替えるとしたら『健康 気力 柔軟性』となるのかな。。。何んて思ってみました。

 

元気の源はやはり健康。若いころは当たり前だったこれが50才を過ぎた今、この大切さに気付きます。日々の食生活を含めたライフスタイル、ストレス管理などが重要。身体が資本って意味を20才代とはまた違った意味で捉え直しました。

 

当たり前ですが、やる気には必ず目標設定があります。でないとただの空回りです。でも簡単そうでなかなか出来ないのがこの目標設定です。ちょっと前に車のCMでこんなのがありました。

 

中学生くらいの娘と父親が夜空の下で会話します

父     「○○○(娘の名)の夢は?」

娘   「○○○○○になりたいと思っている!」

    「お父さんは?」

父    「!?・・・お父さんは・・・・」

と、こんな感じだったと思います。

 

残りの人生、これまで同様に目標をもって生きようと思う事はとても大切だと考えています。私の場合 会社経営に関する事が目標になっている為、それを出来るだけ明確に映像化していつも心にとめておく事をしています。必ず達成したいからです。目標達成力=気力の耐久性だと思います。これから起きる事、起きそうな事または起きてしまった事を前向きに捉えて気力の持久力、耐久性を意識し鍛えます。時々日常の生活(人との会話、テレビ、新聞、雑誌やインターネット)から刺激を受ける事が有ったりもします。自発的に参加したセミナーや講習会などならなおさらでしょう。しかし気力の持久性は基本、自己発電だと思っています。これこそやる気の最強の耐久力です。

私の場合こんな感じですが、人によっては仕事ではなく、趣味やスポーツ、好きな事になるのだろうと思います。

 

そして勇気、これが大切です。既成概念や先入観にとらわれず(歳と共になかなか難しくなる)、柔軟な発想で物事に対応し判断したら行動に移す勇気です。良いアイディアや発想ができる人は意外に多いかも知れませんが、それを実行に移せる人は一部です。そして実行に移す際、必要になるのがやはり勇気に他ならないのです。失敗は誰でも嫌なものです。また人様に迷惑がかかる恐れがあったり、金銭的なリスクが存在するなら慎重にならざるを得ませんが、失敗なしに目標達成や成功はあり得ないのです。決めたら勇気をもって進む事が出来るかどうかです。

 

以上、自分目線でみんなが知っている様な事を言葉にしてみました。『元気 やる気 勇気』大人になるとその奥深さに気付きます。そして簡単なことをわざわざ難しく考えようとするのが大人ですが、シンプルにアンパンマンを目指せばいいのかも。子供と一緒にアンパンマンになろうとすればいいのかも。時々お顔が濡れるけど家族や友人が必ず助けてくれます。お互い助け合って明るい明日に進みましょう!

 

 

 

ものづくりを考える(5)
DSC_0728
少し前になりますが、ランニングをしていたら風の匂いに違和感を感じました。ここ福井では4~5月田植えシーズンを迎え、掘り起こされた土壌に用水路からの水が引き込まれ、湿った粘土質の土の香りがします。子供のころからこの香りで季節を感じてきました。しかしその香りに違和感を感じ、顔をあげると黄金の麦畑の多さに改めて気が付きます。
DSC_0733
さながら秋の風景。そして違和感を感じた香りは、刈り取られた麦わらの匂いで、ちょうど秋の田の稲刈りシーズンの香りに良く似ていたからです。
DSC_0735
水田の奥に見えるのが麦 農業も変革の時代を迎えていることを実感します。

100年続いている醤油屋もずっと味を変えずに来たわけではないという話を聞いた事があります。その時代のニーズに対応し、柔軟に変化を重ねたから今も続いているというものでしたが、我々の業界も同じです。ものづくりをただの仕事と捉えず強みと捉え、何が出来るか発想し独自にクリエイトしていく時代だと考えています。

環境の変化に柔軟に対応し、翼を持った翼竜だけが生き残ったという説にも共通しますが、逆に言うと「変化に対応できないと生き残れない」とちょっと怖い解釈も出来ます。そしてその変化のタイミングは「そろそろですよ。」「ハイ、今ですよ!」などと誰も教えてはくれないのです。ただ漫然と時間だけが過ぎてゆきます。

 

ものづくりを考える(4)

DSC_0505

「安全圏に身を置きながら、本気で何事かに取り組むことはできない」ミドリムシで有名な㈱ユウグレナ代表取締役 出雲氏の言葉です。『リスクを取り、自分をあえて厳しい状況におくことで、不退転の覚悟で挑戦する勇気が湧く』とゆうことを表しているものです。生産量を増やして会社としての売上げを伸ばしたい。これまで培った技術と経験を生かし、どこにもないレース生地を作りたい。そして繊維のまち福井を継承して欲しい。その考えを実行に移すと、工場移転も含めた設備投資という大きな分岐点に立つことになります。そしてほんの少し安全圏から出ようとしただけで客観的(批判的)意見や、批評じみた事を聞かされたり、会社(私自身)や会社を取り巻く環境や業界視点で主観的に評価をされたりと、予想以上の強風にさらされる破目になりました。元の安全圏に戻る事もよぎらなかったと言えば嘘になりますし、状況的に最初から不可能な事だったのかもと何度も落胆したりもしました。そんな中で『不退転』の言葉を自然と口にするようになり、口にすることでより強固なものにもなっていきました。そして持ち前のポジティブさで今現在、更に一歩進んだことを実感しています。「リスクは出来るだけ避けるべき」という考えは間違えでは有りません。しかし時には重要な決断に際し、特にビジネスにおいてはあえてリスクを取る強い意志と精神力が必要な時がある事を忘れてはいけません。

モノづくりを考える(3)

 

DSC_0303

統計的に…とはいえ少しばかり大ざっぱな話だとは思うが、意外と理解できる記事内容だったのでまずは冒頭に紹介します。現在日本国内にある(各種)製造・生産機械を人の年齢に置き換えたらというもので、1980年代は16~19歳。それから日本産業の成長期を支えたそれらの機械は、現在60歳代後半だと推測するものでした。ほぼ労働年齢を超えています。

このことを当社を取り巻くアウターレース工場界を見てみるとなるほどうなずけます。当社もそうであるがほとんどが20年以上前に導入した編機をメンテナンスを繰り返し使っています。古い機械だけに他には出来ないオンリーワンのものづくりが出来るのならまだしも、そうでもない上、最悪な事に製造メーカー自体サービスを終了しようとしています。しかしこれが日本の我々零細企業の現状であります。

一方、海外に目を向けると中国をはじめ、新興国でも最新の稼働方式を搭載した編機で簡単にものを作ってきます。発想やデザインはすぐに真似は出来なくても、ものとして手に取れる状態ならいくらでもコピー可能です。逆にいえば簡単にいくらでもコピー出来るのならば発想や開発をせず、流行っているものだけ作ればいいのですから楽です。むしろ二番手のほうが有利だったりもしますから。

とはいえ、これだけ世界経済のグローバル化が進み、遠く海外の出来事や動向がクイックに為替や株価に反映されてしまう様な時代です。国政が考える様な設備投資や賃上げは、たとえ大企業でも慎重にならざるを得ないこともわかります。それだけ今の環境を一過性のものかも知れないと注視する状態が未だ続いているということだと思います。しかしこのような保守的な状態が慢性化したりすることによるこれから起こりうる問題も考える必要があります。

自身の経営に落として考えてみます。投資をなるべく控えて古い機械を継続して使い蓄えを増やし備える…自分はそれでいいかも知れません。しかし将来的にはどうなのだろう? もしかしたら環境的な不安を理由に次の世代の人たちに、もっと大きな不安を押しつけてはいないだろうか。新しいチャンスを掴む機会すら無くそうとしているのではないでしょうか。強い危機感を覚えます。

先般 アフリカでワクチン開発で成功しノーベル賞を受賞された大村氏がこんな事を言っています。「(人が人生を終えるにあたり)お金を残すのは下、仕事を残すのは中、人を残すのが上」と。人生折り返し地点を過ぎてからまた少し走った今 会社経営を通して達成したい目標の一つは、この仕事をもっともっと魅力的にして次の世代に継承してもらうこと。そう考えると今努力する事の重要性に気付きます。そしてこの努力が5年後10年後に大きな差になることは間違いありません。

そんな日々の思いや努力の連続が、大村氏の「生きる」ではなく「生き切る」ということなのかも知れないですね。

 

 

ロングライフデザイン

DSC_0388

先日 鯖江文化の館でありました特別講座に行ってきました。

「地域とロングライフデザイン」 講師:D&DEPARTMENT代表 相馬氏

DSC_0377

会場には昭和時代から使われている陶器の越前そばの器

打ち刃物・ブロック(子供向け玩具)・和ろうそく・水ようかんの箱

など福井の地で永く親しまれているものばかりです。

DSC_0380

「ローヤルさわやか」

当社と同じ福井市上野本町で作られています。

講座テーマでもあります「永く親しまれているデザインのもの」について考えさせられました。

そこには安全性、機能性、デザイン性の他 修理可能なものであるか、

計画生産性(売れすぎても作り過ぎない)

作り手の継続意志(または継続可能な経済状況を生める適正価格かどうか)

などの背景的条件を整える必要があることを学びました。

そこでわたしの持ち物のなかでロングライフデザインを探してみたところ

DSC_0377

有りました!レッドウィングのアイリッシュセッター。

かれこれ23年大切に履き続けています。

DSC_0386

しかも靴底の減りが気になり、最近ソール交換したばかり。

DSC_0382

本革のいい感じのユーズド感に靴底の清潔感がプラスされ、また違った佇まいになりました。

日本製では有りませんが、これも立派なロングライフデザインですよね。

D&DEPARTMENTでも捨てられる服に後加工を施しリメイクして販売している

事例が紹介されていました。

しかし服もそういった経緯で再販売できるものもあれば、ただの繊維くず

としてでしか扱われないものもたくさん有ります。

当社も作り手としての立場から改めて考え直しても、手にした人が末永く愛用して頂ける

そんなものを作っていきたいと考えます。

モノづくりを考える(2)

DSC_0029「あったらいいなを形にする」何となく聞いたことのあるフレーズ… 。 企業は大小問わず、実益の伴う仕事を生業としているのは言うまでもありません。それと並行して会社の将来性なども含めた やりたい仕事、やりがいのある仕事にトライしてゆく事も大切だとおもいます。そして二者が同時進行出来る会社を運営出来る経営者が理想ではないでしょうか。「あったらいいなを形にする」いや、 それ以上に「あったら買いたいと思うモノをつくる」そんなところまで考えた上でのモノづくりが新しい実益をもたらす。そんな風に考えます 楽しいではありませんか。

モノづくりを考える(1)

DSC_0013

ものづくりに携わる者として、良いものをつくろうとする気持ちは大切で基本的なものです。目の前の事中心で精一杯だった20代、そんなことも出来ないのか、こんなに頑張っているのにどうして人は認めてくれないのかと劣等感の30代。それでも良いものを自分も作れるようになりたい…そんなシンプルな考え方でいました。

そして現在、「そのモノだけではない、それを含めた背景が本当の価値観を引き出す」とも考える様になりました。その人(会社)が受けている評価。そして考え方や方向性から生み出される確かな製品と実績。これこそが本物であると考えます。

さらにこれからは 特化した開発力、製造過程やその製品に対する思いをストーリー性をもたせて紹介や説明、プレゼンテーション出来ることも大切です。またそのプレゼンテーションが行われる環境も忘れてはなりません。そんなトータル的なモノづくりが不可欠だと考えています。

我が家の金魚たち

金魚たち

当社の入口にいる金魚たちです。
古い家で使っていた洗面台を利用した水槽で
いつも元気に泳いでいます