変わらず海外のOEMメーカーが多い中、日本の生産業者のブースが増えた様な印象です
新潟県新潟市旧亀田町の綿織物の協同組合のブース。お話を伺うと、古くから農作業用の「野良着」の生地の生産地であるとの事。写真下部に映っているのは、当時の生地サンプルの様です(テンション上がります)。
またしても和装系ブースに足が向いてしまいました。こちらは天然ゴムを用いたビーチサンダル風の草履。
鼻緒も日本の職人さんが手掛けている様で永く愛用出来そう。
変わらず海外のOEMメーカーが多い中、日本の生産業者のブースが増えた様な印象です
新潟県新潟市旧亀田町の綿織物の協同組合のブース。お話を伺うと、古くから農作業用の「野良着」の生地の生産地であるとの事。写真下部に映っているのは、当時の生地サンプルの様です(テンション上がります)。
またしても和装系ブースに足が向いてしまいました。こちらは天然ゴムを用いたビーチサンダル風の草履。
鼻緒も日本の職人さんが手掛けている様で永く愛用出来そう。
いつも森川レースを応援してくれている横浜の友人から秋らしい色合いのお花を戴きました!
有難うございます。これからもますます飛躍出来る様 頑張ります。
㈱やまと 代表取締役会長 矢嶋 孝敏 氏と 華道家元池坊 次期家元との対談著書です。
現在、福井市のショッピングシティベルにて池坊北陸三県連合花展が開催されていますが、池坊の歴史を遡ると室町時代になる様です。「数少なきは心深き」「余白を生かす」など日本人ならではの感性美を花を生けるという行為で表現するという事です。
内容には5千円札の樋口一葉の半襟の出し方の話も有ります。明治時代の女性も現代女性と同じようにおしゃれを楽しんでいたんですね。しかしこれはアパレル(洋服)とはちょっと意味合い違います。日本文化としての衣装であるという点で。生け花と着物 このような日本文化を改めて再認識し、楽しめるような心のゆとりがほしいですね。最近 着物を着る若い子達を目にします。意外と再認識が必要なのは我々世代なのかも知れません。
レースの着物にコーディネイトされた半襟にブローチ(きものブランド:DOUBLE MAISON展示会より)
新宿の文化服装学園の生徒によるファッションショーを鑑賞してきました。テーマは『Re』ファッションを通じて日常をもう一度見つめなおそうというコンセプトでした。
時代を表現した爆発的なファッションから自然の温かみや静けさを表現したものまで様々でした。
この子たちがこれから社会で『服装文化』にどう携わり、表現していくのか楽しみに感じられる素晴らしい発表でした。
ラベンダーは鮮やかな紫と心地よい香りが特徴のハーブで、最盛期が6月の「夏の花」です。花は長持ちし自宅に植えてあるものは秋口まで咲いています。ラベンダーも沢山の種類がある様ですが、アロマテラピーでは精油やアロマオイルが利用されています。
福井県坂井市にある三国ラベンダーファームの藤井さんよりアドバイスを戴き、植樹した品種が「濃紫早咲三号」通称“こいむらさき” アドバイス通り50センチ間隔できっちり植えました。
三国ラベンダーファームさんで撮影した5年後のイメージ。比較的殺風景な弊社の西側の通りを明るく出来たらいいなと思っています。
19世紀の偉大なデザイナーとして知られるウィリアム・モリス。自然の草花や生き物をモチーフにした150年前のデザインが、今もなお新鮮な魅力にあふれています。イギリス調の家具もいいのですが、やはりテキスタイル、壁紙のパターンに興味が有ります。特に気に入ったパターンの内一点を掲載します。生まれ育った身近な森を舞台に生まれた数々のデザインは完成された「不変の美」として今もこれからも輝き続けるであろうと考えるとすごいです。
彼の作品のほぼすべてにおいてそうである様に、左右(上下)対称に描かれ一定のルールが存在しています。人為的なところから来るテンポの心地よさと、何より自然のものがモチーフなので心が安らぎます。この作品は奥行きが表現されている様で、ずっと見ていても空きが来ないしデザインのヒントがたくさんあります。
福井出身のファッションデザイナー林 優貴さんの展示会が今年も東京で始まります。福井でつくられた上質の生地を使ったシンプでソリッドなイメージのメンズウェアーは、着心地とディテールにもこだわったものばかりです。
新規導入の編機での試作品づくりはまだまだ続いておりますが、新天地での創業が本格的に始まりました。これもひとえに関係各社他 皆様方のお陰と感謝いたしております。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
また現在、事務所として使っている一階の広いスペースを有効利用出来ないかと考えています。内要が具体的になり次第お知らせいたします。
昨年から始まった設備投資を伴った生産工場移転も予定通り進行し、現在 工場内2/3が再稼働を果たしております。
18ゲージでアウターレース専用機としては国内初導入となる新編機も、初期セッティングのほとんどを終え試作に追われています。
しかしながら思ったように進まないのが現状で、ものごい(福井弁『大変、つらいの意』)日々が続いております(笑)
どこにもない価値あるレース生地を作りだす道のりは想像以上に厳しく遠いものである事を実感しておりますが、経験を積み技術を蓄積し、やがて我々がパイオニアとなる事を誇りに歯をくいしばっています。
今年も旧年同様 精進して参りますので、ご指導ご鞭撻の程どうぞ宜しくお願い申し上げます。最後に皆さまのご健康とご多幸を心より祈願致しまして新年のご挨拶とさせて戴きます。
㈲森川レース 代表取締役
森川 英樹
10/21~25上海で行われた繊維の国際展示会に行って来ました。
当社も使っている編機のニードル(針)等のドイツメーカー 「クロッツ・ベッカー」。洗練されたブースはさすがです。
こちらもスタイリッシュなブースだった メーカー「ストール」。横編み機でざっくり調のセーターを実演生産。
ラッセルレース機 中国トップメーカー潤源「ルン・ウェン」の編機
展示会では編機の他、織機、染色加工、プリンター加工、繊維関連周辺機器など最先端の技術を視察できました。移転先では写真の様な最先端の編機がいよいよ導入されようとしています。楽しみです。
また滞在中は毎晩メーカーのディナーパーティーに招待して頂き、インターナショナルなビジネス社交の場を体験出来たのは良かったのですが、日本語はもちろん使えず乏しい英語力に頼らざるを得ず大変悔しい思いをしました。
テーブルでもちょっと無理して微笑んでいるのが精いっぱいで、存在感のないままの自分をとても情けなく思いました。
それに比べ、同席したメーカーの中国人はアメリカ、ドイツ、インド、ウズべキスタン、韓国人を相手に英語力と場慣れしたコミュニケーション能力でホスト役に徹する姿を目の当たりにしました。
国内では消費不振と時代の変化にあらがえず、衰退の続く百貨店業界では大手同士の提携が更に進んでいます。他でも自動車業界、大手清涼飲料水メーカー同士の資本提携、過疎化が進む山間地域での小中学校の統廃合、近所のサークルKにはいつの間にかファミリーマートのロゴが入った商品が並んでいる…そんな状況が示唆している日本の将来はどうなのかを真剣に考える事が必要な時に来ています。島国(日本)出身であり、保守的な自分の性格は変えられなくとも、もし目標が有るならば大きく目を見開き恐れず勇気と好奇心を持って志を立てたいと思いました。